北海道・利尻島の見どころをめぐるドライブコース(鴛泊)【車中泊女子の全国縦断記】

礼文島に引き続き、利尻島の見どころをめぐるドライブコースを3つのエリアに分けてご紹介します。

利尻島は島をぐるっと一周でき、その全長は約60kmです。今回は利尻島の北側に位置する鷲泊(おしどまり)港をスタート地点として、時計回りにご案内します。

【鴛泊港フェリーターミナル】

フェリーターミナルの背後にそびえるのはペシ岬です。ペシ岬の展望台まで遊歩道で登る事ができますが、ペシ岬には駐車場がないのでフェリーターミナルの無料駐車場に停めて歩いて行きます。

「ペシ」とは、アイヌ語で「(水際の)崖」を意味します。様相をよく現していますね。往復約40〜50分です。

【うにめし丼】

鴛泊フェリーターミナル2階のレストラン名物『うにめし丼』、お持ち帰りもできます(写真はお持ち帰り用ミニサイズ700円)。帰りにフェリーの中で食べたいと思ったのですが、営業時間は11〜14時までと、たったの3時間。さらに『うにめし丼』はお昼には売り切れてしまう可能性大です。

フェリーターミナル前にある【食堂さとう】の人気ナンバーワンという『海藻ラーメン』は潮の香り満載。わかめ/まつぼ/ふのり/銀杏草と4種類の海藻がふんだんに盛られています。

「まつぼ」はトロトロねばりがあって、「ふのり」は新鮮コリコリなヒジキのような感じ、「銀杏草」はキクラゲっぽくて個人的には一番好みでした。麺もツルツルシコシコと歯ごたえがあります。

鴛泊港から約1kmほど山側に位置する【利尻富士温泉】。営業時間は11〜21時(6〜8月)、入浴料500円。レストランと、コインランドリー(洗濯機300円、電気乾燥機30分200円)併設なので長期滞在のキャンパーさんにとっても助かる施設。

周辺には、利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に、カルチャーセンター&りっぷ館、温泉プール、足湯、駐車場には湧水汲み場、歴史の森散策路、高山植物展示園などなど遊べる設備も豊富で、観光客も地元の方もたくさん訪れます。

【利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に】

「ゆ〜に」とは、アイヌ語で「お湯のあるところ」を意味するそうです。大人500円、中学生以下300円、小学生以下無料。テントサイト、コテージ、バンガロー、オートサイトあり。なんと利尻島で最初のヒトの痕跡として石器が発見された【栄町キャンプ場遺跡(史跡)】跡地! 眺めもいいし、素敵な環境です。

利尻島には、キャンプ場が5ヶ所あります(利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に、利尻北麓野営場、沼浦キャンプ場、沓形岬公園キャンプ場、森林公園キャンプ場)。

基本的に駐車場での車内泊は受け付けていないのですが、キャンプ場によっては混雑状況などをみて許可してくれる場合もあります。
ただ、キャンプ場はペット不可なのでペット連れの方はお散歩などキャンプ場内に入らないようにご注意ください。

【利尻北麓野営場】

山側へ道道105号線を約4kmほど登った行き止まり、利尻山登山道入り口にあります。樹々に囲まれた野趣あふれるキャンプ場で、早朝から登山者が続々とやって来ます。

駐車場は2ヶ所あり、第2駐車場は大型バスも停められる広さ。嬉しいことに車内泊無料。もちろんトイレも炊事場もあります。

ここから徒歩約10分(600m)ほど登山道を登ると、利尻山の伏流水【甘露泉水】が湧いています。登山道と言ってもここまでは歩きやすいので、気軽に行く事ができます。

その先、ポン山コース/姫沼コース/利尻山登山コースと続いていますが、もっとも近いポン山でも往復2時間くらいかかります。

【姫沼展望台】

いったん鴛泊港へ戻って、海岸沿いに約5km。駐車場のみでトイレなどはありません。鴛泊港とペシ岬が一望できます。

【姫沼】

姫沼展望台から約1km、行き止まりになります。道幅は広いとは言えないうえ観光バスがたくさん往来しますので、気をつけください。広い駐車場と立派なトイレあり。

吊り橋を渡って徒歩1〜2分で姫沼に到着します。標高130mにあたり、木陰は涼しくて心地よいです。休憩舎では飲み物と、姫沼を中心とした利尻島のうつくしい風景や草花の写真がたくさん販売されています。

大正6年(1917)に堤防を作ったことによって当時3つあった小沼がひとつの大きな沼になり、ヒメマスを放流したことから「姫沼」の名がついたそうです。いわゆる人造湖だったんですね。

姫沼を一周できる遊歩道は約1km、時計回りに一方通行となっています。一周20〜30分くらいです。

【野塚展望台】

鴛泊港から道道108号線を時計回りに姫沼方面へ(姫沼はスルーして)走ること約5km。姫沼からは3kmくらいです。

ここは、嘉永7年(1848)にラナルド・マクドナルドというアメリカ人が上陸した場所。当時、日本は鎖国していたためアメリカの捕鯨船から小船で下船し、漂流者を装って上陸に成功したのだそうです。

広々とした駐車場にトイレもあります。もちろん利尻富士と、水平線の向こうには鴛泊港とペシ岬が見え、眼下にはウニ漁をしているところも見られました。

【ドライブコース】

鴛泊FT → 利尻北麓野営場 → 姫沼 → 野塚展望台 、ここまでで約15km。北麓野営場(甘露泉水)をパスすれば距離も半減、かなりの時間短縮になるので、稚内からの朝イチのフェリーに乗れば(7:15発-8:55着)滞在時間を考慮しても午前中でクリアできます。

次回は利尻島の南側、鬼脇へと進みます。

(松本しう周己)

【関連リンク】

ハートランドフェリー
http://www.heartlandferry.jp/

この記事もよく読まれています

あなたにおすすめの記事