日本の雪道が世界一「タイヘン」って? コンチネンタルタイヤの最新スタッドレスタイヤ「Viking Contact7」

ファッションの世界でも季節を先取りしてコレクションなどが行われますが、タイヤの世界でも真夏の今頃から冬用タイヤ商戦がスタートします。

ドイツのタイヤメーカー「コンチネンタル」からも最新のスタッドレスタイヤ「Viking Contact 7(バイキング コンタクト7)」が登場しました。

冬のあらゆる天候や路面状況にも対応するため、日本の特殊な冬の道路を研究し尽くして作られたという「バイキング コンタクト7」。ちなみに溶けた雪が凍ったり溶けたりを繰り返すのは日本独特なものだとか。そのため、世界的に見ても日本で使うスタッドレスタイヤが最も難しく、あらゆる面でレベルの高いことが要求されます。

新型「バイキング コンタクト7」に盛り込まれた技術の特徴は3つ。

まずはウェットの路面で優れた性能を発揮するため、コンパウンドに「アクティブシリカ」と「菜種オイル・コンボジション」を材料に使った「ノルディック・コンパウンド」に。

また駆動安定性を高めるためのタイヤのパターンを。左右対称の溝とブロックを最適なバランスにした「エフィシェント・グループ・ネットワーク」と、パターンを補強する「S-I ジョイント・コンポーネント」にした「インテリジェント・パターン・デザイン」に。

そして厚さの違う3Dサイプの「バリアス・3Dサイプ」とブロックの外側のエッジを高くして雪の侵入を防ぐ「エフェクティブ・アイスエッジ」による「アドバンスド・グリップ・コンセプト」で、ブレーキの性能が高くなっています。

これらによって、どんな冬の路面にも対応するバランスの良いタイヤが誕生したとのこと。

そしてタイヤのサイドウォールには雪の結晶とダイヤモンドが描かれています。こういう絵もちょっと新鮮ですね。日本では60サイズが展開されるそうです。

ところで、皆さんはスタッドレスタイヤの寿命ってご存知ですか?

もちろん走行距離によってタイヤは減りますが、タイヤはゴムでできているため、乗らずに保管しているだけでも劣化(タイヤにひびが入ること)し、気温によって使用できる期間が変わります。

気温25℃以下で保管するとほとんどタイヤが劣化しないので、5年ぐらいは置いておけるそうです。気温35℃ぐらいになると緩やかに劣化が進み、気温55℃だと1週間で1年間使ったのと同じぐらい劣化します。

そして気温75℃になると3日間で1年分が劣化し、1ヵ月になるとなんと10年分劣化するとのこと。

加えて湿度も関係あるようです。今年の夏のような酷暑は、スタッドレスタイヤにとっても酷暑のようです。保管状況やタイヤのチェックをお薦めします。

(吉田 由美)

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